シンクロ班ってなあに
初めまして!
シンクロ班の宮崎です。
さて、みなさんは「お見合い」をしたことがありますか?
互いに道を譲ろうとするも、同じ方向にかわそうとして、結局通せんぼしてしまう「お見合い」のことです。ではどうして「お見合い」が起きてしまうかわかりますか?
実は、人は向かい合った状態で足踏みを続けると、無意識のうちに歩調を合わせてしまい、鏡の向かい合わせの関係のように同期してしまうのです。すると、同じタイミングで、同じ方向の足を出してしまい、めでたく「お見合い」成立となります。
人の足踏みのように一定のリズムで運動を繰り返すものを「振動子」と言います。放っておけばそのまま足踏みを続けるでしょう。しかしこの「振動子」を2つ用意すると、だんだん足が揃っていき、「同期」します。
別の例を紹介しましょう。
ホタルも同期を起こします。
たくさんのホタルが木に止まっています。ホタルはそれぞれ一定のリズムで光っており、最初はバラバラに見えます。しかしこれを見守っていると次第に光が揃っていくではありませんか!
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┃ホタル 同期 ┃検索┃
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ホタルの明滅という「振動子」があって、それを木に複数用意すると「同期」する、というお話でした。(全ての種のホタルが同期するわけではありません。)
そろそろ、このシンクロ班がどういうものかわかったのではないかと思います。
一定周期で運動する「振動子」を、"複数個"用意し、それらを"相互作用"させることで、「同期」させて喜んでいる班です。
五月祭当日はメトロノーム、ホタル、他数種類の同期現象をお見せします。初めバラバラだったメトロノームが徐々に揃っていき、完全に同期したときの迫力ある光景は感動すること間違いありません。
ここまでたくさん書きましたが、まだまだ語り足りません。もっともっと面白い例がありますし、皆さんの身近なところにもたくさん同期現象が潜んでいます。五月祭に足を運んでいただき、ぜひその目と耳で同期現象を楽しんでもらいたいです。